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グレイの森

水野梓

徳間書店 ・ 2023年11月

現役記者が描く、渾身の社会派長編小説!どんな人生にも生きる価値がある。支えてくれる人が必ずいる。それを描ききった力作だ。香山リカ氏(精神科医)正しさを追い求めた罪人たちは、どうすれば許されるのだろう。読みながら、何度も息が詰まった。中江有里氏(女優・作家・歌手)「加害」と「被害」のあいだのグラデーションに思いを馳せること。そこから希望が現れるのだと、水野梓はフィクションにしかできないやり方で示してみせた。吉田大助氏(書評家)■あらすじ■臨床心理士になって四年の水沢藍を訪ねてきた聡美。 診察室に入った彼女は、何かに憑かれたように話し始める。同時期、藍はボランティアで英語を教えるため小学六年生の綾香を訪ねていた。 表情がないことに違和感を覚えたとき、手首に刻まれた何本もの傷跡に気づく。綾香が発する‘サイン’とは――。両者の話を聴くうちに、藍はある殺人事件の真相を知ることになる。 事件の背後で苦しむ人々の声を掬う、臨床心理士の物語。■著者からのコメント■すべてに白黒つける二項対立の世界で「生きづらい」と感じることが多くなりました。人が人として生きるために何が必要か。自分の中の汚いものを見つめながら、魂の底をえぐり出すようにして書きました。生きづらさを抱えるすべての人に捧げます。序章第一章  選ばれざる道第二章  我が母の教えたまいし歌第三章  親密さの居場所第四章  アノマロカリス第五章  アリの哲学第六章  グレーゾーン戦争第七章  ロストワン第八章  予感第九章  運命の木第十章  選ばれし者第十一章 呪縛第十二章 手紙第十三章 烙印第十四章 二人の母終章

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