Amazonで見るスーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想
集英社 ・ 2023年10月
進歩という名の暴力に対する、「知性」の闘い──クィア批評やメディア論における最重要人物、ついに入門書が誕生!【おもな内容】”反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から90年を迎え、忘れかけられている。本書は「《キャンプ》についてのノート」で60年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者を挑発し続けるのかを鮮やかに描き出す。自身のマイノリティ性や病にあらがい到達した思想の本質とは。【目次】はじめに第1章 誰がソンタグを叩くのか第2章 「キャンプ」と利己的な批評家第3章 ソンタグの生涯はどのように語られるべきか第4章 暴かれるソンタグの過去第5章 『写真論』とヴァルネラビリティ第6章 意志の強さとファシストの美学第7章 反隠喩は言葉狩りだったのか第8章 ソンタグの肖像と履歴第9章 「ソンタグの苦痛」へのまなざし第10章 故人のセクシュアリティとは何か第11章 ソンタグの誕生終章 脆さへの思想おわりに【著者略歴】波戸岡景太(はとおか・けいた)1977年、神奈川県生まれ。専門はアメリカ文学・文化。博士(文学)〈慶應義塾大学〉。現在、明治大学教授。著書にThomas Pynchon’s Animal Tales: Fables for Ecocriticism(Lexington Books)、『映画ノベライゼーションの世界』(小鳥遊書房)、『ラノベのなかの現代日本』(講談社現代新書)など。訳書にスーザン・ソンタグ『ラディカルな意志のスタイルズ[完全版]』(管啓次郎との共訳、河出書房新社)など。
この表紙に似ている本
デザインとテーマの両方で似ている本

こころは体につられて : 日記とノート1964-1980 上
Sontag Susan、Rieff David、木幡和枝
2013年12月

共鳴する未来 : データ革命で生み出すこれからの世界
宮田裕章
2020年9月

不倫
中野信子
2018年7月

ウィトゲンシュタイン : 没後60年、ほんとうに哲学するために
2011年6月

三島由紀夫ふたつの謎
大沢真幸
2018年11月

これで駄目なら : 若い君たちへ-卒業式講演集
Vonnegut Kurt、円城塔
2016年2月

シン・エヴァンゲリオン論
藤田直哉
2021年6月

美しく、狂おしく : 岩下志麻の女優道
岩下志麻、春日太一
2018年2月

ディファインメイクで自分の顔を好きになる = LOVE WHO YOU ARE THROUGH MAKEUP : "私だけの魅力"が絶対見つかる自己肯定メソッド
水野未和子
2020年10月

サンザシの丘
緒川怜
2012年3月

実録・外道の条件
町田康
2004年12月

幸せ最高ありがとうマジで!
本谷有希子
2009年3月

贖罪 殺人は償えるのか
藤井誠二

こころは体につられて : 日記とノート1964-1980 下
Sontag Susan、Rieff David、木幡和枝
2014年4月

小説 野性時代 第128号
角川書店編集部
2014年6月

ジュリーがいた : 沢田研二、56年の光芒
島崎恭子
2023年6月

そこに、顔が
牧野修
2010年11月

ひとまず、信じない : 情報氾濫時代の生き方
押井守
2017年11月

妻の性春 : 告白手記・女たちの性生活
2014年5月

黒い報告書 エロチカ
新潮社
2011年11月

ユングのサウンドトラック : 菊地成孔の映画と映画音楽の本
菊地成孔
2015年9月

夜を乗り越える
又吉直樹
2016年6月

美しく、狂おしく : 岩下志麻の女優道
岩下志麻、春日太一
2021年6月

シン・関ヶ原
高橋陽介
2025年10月

さっさと不況を終わらせろ
Krugman PaulR.、山形浩生
2012年7月

リンゴが腐るまで : 原発30km圏からの報告-記者ノートから-
笹子美奈子
2016年2月

Black Box
伊藤詩織
2017年10月

悩んでるお前とLET'S GO TO HEAVEN
たいせい
2022年9月

「メジャー」を生みだす : マーケティングを超えるクリエイターたち
堀田純司
2014年12月

スジ論
坂上忍
2016年10月